【無修正】
A:「なぁ」
B:「おい、早く行こうぜ」
A:「なぁ」
B:「馬鹿。でけー声だすなって
…なんだよ」
A:「これ、何」
B:「は?」
A:「これ」
B:「さぁ。わかんねーな」
A:「変な形」
B:「タイトル書いてあんだろ。どっかに」
A:「暗くてよく見えねぇな」
B:「いいから早く案内しろよ
俺、場所わかんねんだからよ」
A:「太陽を見上げる少女だって」
B:「あぁ、そう」
A:「お前、これ、そう見える?
こーゆーのが芸術なのかねぇ」
B:「だからわかんねーよ、俺は
お前の方わかんだろ」
A:「見えねぇよなぁ
だって、こんなん、玉に針金が絡んでるだけじゃん
大体さ…」
B:「おい、いい加減にしろよ」
A:「でけー声出すな馬鹿
なに考えてんだ」
B:「あぁ…ごめん。…えぇー」
A:「こっち」
B:「しかし、気味悪いよなぁ
夜の美術館って」
A:「そうか?」
B:「ほら、絵とか銅像とかさ
なんか動き出しそうな感じすんじゃん」
A:「動くわけねーだろ」
B:「でも、ほら
ガキの頃、音楽室の肖像画の目が動くとかさ
あったじゃん」
A:「だから、動くわけねーだろ」
B:「いや…」
A:「馬鹿か」
B:「…」
A:「ああ、ここだ」
B:「結構でかいな。実物大?」
A:「だな」
B:「運べるか」
A:「大丈夫」
B:「でも、銅で出来てんだろ?」
A:「こーゆーのは大体中が空洞になってんだよ
これなら四〇㎏ってとこか」
B:「流石だな」
A:「ちゃんと調べて来てんだよ」
B:「俺、こーゆーのわかんねーから
お前に任せたけどさ
やっぱこれが高いわけ」
A:「うん。てゆーか似てんじゃん」
B:「何が」
A:「顔が」
B:「誰に」
A:「お前に」
B:「似てる?」
A:「似てる」
B:「そうかな」
A:「じゃあ、これ」
B:「何これ」
A:「何って、絵の具」
B:「いや、そりゃ見りゃわかるけど」
A:「塗って」
B:「どこに」
A:「お前に」
B:「なんで」
A:「だから、身代わりになんだろ
お前が」
B:「なんの」
A:「そう。なんの」
B:「え?」
A:「あ?」
B:「なにが?」
A:「なにがなに?」
B:「いや、だから俺が身代わりになるって
なんの身代わり?」
A:「だから、この銅像の」
B:「…意味がわかんねーよ」
A:「だから。お前が明日一日、この銅像の
身代わりしとくじゃん?その間に俺が
アリバイとか作ったりとか
色々やっとくから」
B:「え、似てるってそーゆー理由で?」
A:「それ以外になんかあんの?」
B:「なんかあんのってお前…」
A:「良いから早く塗ってこいよ
全身。緑に」
B:「これ一本で?」
A:「足りない?」
B:「足りる訳ねーだろ
大体何これ中身ほとんどねーじゃねーか
残ってるのもカチコチだし」
A:「俺が小学校の時のだからな」
B:「小学校?」
A:「結構、田舎の方ににあってさ
周り山とか森ばっかなんだよ」
B:「知らねーよ」
A:「だから減りが早いんだよな。緑の」
B:「だから知らねーよ」
A:「買って来りゃいいのか。今。緑を」
B:「そーゆー話してんじゃねーだろうが」
A:「まぁ、確かに今の時間じゃコンビニ行っても
量足りるほど買えねーか」
B:「いや、塗らねーよ?
量が足りたとしても塗らねーよ?」
A:「なんで」
B:「なんでって、お前…。大体、身代わりって
一日中このポーズしてなきゃならないってことだろ?」
A:「当たり前じゃん」
B:「こんな四股踏んだみてぇな
それで両手あげて」
A:「格好いい」
B:「無理だろ
一日中なんて持つはずねーだろ。他にもメシとか小便とか
汗で絵の具も流れるだろーし」
A:「そこはお前。頑張れよ」
B:「頑張れねーよ」
A:「あ、それに、それ油絵の具だから汗じゃ流れない」
B:「だから塗らねーし」
A:「あ、油絵の具ってコンビニじゃ売ってねーか」
B:「絵の具から頭離せ」
A:「どうしたいんだ。お前は」
B:「どうって…お前これ一人で運べんの」
A:「背負う」
B:「一人で?」
A:「だから、そこは頑張るよ。俺も
だからお前も頑張れよ」
B:「いや無理だろう」
A:「なんなんだお前は
やる前から無理とか。いっつもそう
お前は昔っからいっつも。この際だから言っとくけどな
始めから無理とか言ってたら、欲しい物なんて、何にも手に入んねーからな」
B:「なんで俺怒られてんの」
A:「友達として注意してやってんだろうが
お前の悪いとこを」
B:「てゆーかさ、これ二人で運べばよくね」
A:「それじゃ、お前がツライ役割ばっかりだからさ」
B:「だから、やらねーよ。身代わりは」
A:「じゃあ、どーすんだよ
アリバイ作りとか」
B:「え」
A:「ちゃんと考えてんのかよ」
B:「…わかんねーけど」
A:「ほら。何も考えねーで言ってんじゃねーよ
ちゃんと考えてから言え」
B:「…ごめん」
A:「馬鹿が」
B:「なんか不安になってきた
お前、これちゃんと売れるんだよな」
A:「当たり前だろ」
B:「ごめん。ちょっとそこだけ聞かして
どうやって売るのかだけ聞かして」
A:「おじいちゃん居るじゃん。俺の」
B:「珍宝の」
A:「アンティークショップな
アンティークショップ珍宝。珍しい宝」
B:「骨董屋だろ」
A:「アンティークショップ」
B:「珍宝って」
A:「馬鹿にしてんのか、お前」
B:「だってお前、珍宝だぜ?」
A:「馬鹿にしてんのか、お前
俺のおじいちゃんが一生懸命考えた名前、馬鹿にしてんのか」
B:「怒んなよ」
A:「謝れ」
B:「ごめん」
A:「俺に謝ったって仕様がねぇだろ
ちゃんと、おじいちゃんに謝れ」
B:「解ったよ。明日謝るよ」
A:「明日はお前、おじいちゃんのとこ行けねぇだろうが」
B:「身代わりはやらないの」
A:「あと明日おじいちゃんいねーから」
B:「なんで」
A:「なんでも鑑定団にでんだよ」
B:「テレビの?」
A:「そう」
B:「すげぇ」
A:「アレの、ほら、お宝を売るコーナー」
B:「ああ、なんだっけあれ」
A:「あのコーナーにでんの」
B:「ちょっと待って」
A:「なに」
B:「そのコーナーにだすの?」
A:「出すんじゃなくて、出んの
なんだお前。人のおじいちゃんをモノみてぇに」
B:「違う。この銅像を、そのコーナーにだすの」
A:「そう」
B:「それで買い手を見つける」
A:「だから、そう」
B:「無理、無理、無理」
A:「だからお前は、また。やる前から無理とか」
B:「やんなくてもわかるよ
買い手から連絡来る前に、警察から連絡くるよ」
A:「…あれ」
B:「今、気付いたの」
A:「じゃあ、売れねーじゃん」
B:「他にプランなし?」
A:「どうすんだよ」
B:「こっちの台詞だよ
俺は、お前が全部考えてあるって言うから…」
A:「ちょっと待て。誰かきた」
SE:近付いてくる足音
B:「警備員?」
A:「だろうな」
B:「どうすんだよ」
A:「大丈夫だって
ちゃんと考えてあっから」
C:「先輩?」
A:「お疲れ」
C:「どうしたんすか。こんな時間に」
A:「ちょっと、忘れ物」
C:「誰すか?」
A:「ああ。友達」
C:「どうも」
B:「どうも」
A:「これ作ったの、こいつ」
B:「え」
C:「この銅像ですか?」
A:「そう」
C:「マジで」
A:「似てるだろ」
C:「ウケる。似てる」
A:「自分の作品が見たいっていうから」
C:「ああ、それで」
A:「連れてきた」
C:「メキシコの人」
A:「え」
B:「え」
C:「書いてありますよ。ここに
作者、ロドリゴ・アンドレ
メキシコ」
A:「そうそう」
C:「見えないっすねぇ」
A:「日系だから」
B:「アミーゴ」
C:「アミーゴ」
A:「つーか、日本在住」
B:「こんばんは」
C:「こんばんは」
B:「早く言えよ、お前
アミーゴとか言っちゃったよ
恥ずかしい」
A:「来たの最近だから、日本語ちょっとアレだけど」
B:「ヨロッシクオニガシャス」
C:「おにが…?」
B:「オニガシャス」
C:「ウケる」
B:「ウケル…」
C:「あ、先輩」
A:「なに」
C:「なんか、今日、セキュリティ動いてないっぽいんですけど」
A:「ヤバイじゃん」
C:「ヤバイっすよね」
A:「仕様がねぇなぁ。見てきてやるよ」
C:「オニガシャス」
B:「ウケル」
SE:遠ざかっていく足音
C:「サボテンって美味いんすか?」
B:「え」
C:「サボテン。美味いんすか?」
B:「タベタコトナイ」
C:「え。メキシコ人なのに?」
B:「ハイ」
C:「メキシコ人なのに、サボテン食わない人なんているんすか」
B:「イルヨ」
C:「えー。なんか超裏切られたわ」
B:「ゴメン」
C:「サボテンのステーキとかさ
食ったことないの」
B:「タベタコトナイ」
C:「あっそ。でも、あれってどうやって料理すんの。焼くだけ?」
B:「ワカラナイ」
C:「針抜くのとか
やっぱ専用の道具とかあるわけ」
B:「ワカラナイ」
C:「何もわかんねーんじゃん
使えねぇなぁ」
B:「ワカラナイ」
C:「テキーラは」
B:「テキーラ」
C:「あれも、原料サボテンだろ?」
B:「ワカラナイ」
C:「うーわ、もう、マジ使えねぇ」
B:「ニホンゴ、チョト、ムズカシイ」
C:「あ、俺が何言ってるかわかんなかったんだ」
B:「ワカラナイ」
C:「馬鹿って意味わかる?」
B:「ワカラナイ」
C:「バーカ」
B:「…」
C:「あ、先輩」
A:「お前、あれ、制御のパソコンおかしいぞ」
C:「マジすか。ヤベェ」
A:「またエロサイトでも見てたんだろ」
C:「見てないっすよ」
A:「ウィルス入ったんじゃねーか」
C:「見てないっすよ…」
A:「とりあえず、サポートに電話してこいよ」
C:「先輩してくださいよ」
A:「俺、勤務時間外だもん」
C:「えー」
A:「早くしてこいよ」
C:「わかりましたよ…」
B:「お前、メキシコ人って」
A:「アミーゴ」
B:「つい、言っちゃったけど」
A:「良かったじゃん、逆に
何か聞かれても日本語知らねぇフリしときゃいいし」
B:「それでエライ目にあったよ」
A:「え、どんな」
B:「いや、いいや。それで大丈夫なの」
A:「なにが」
B:「セキュリティ」
A:「ウィルスなんて入ってねーよ
俺が止めといたんだし」
B:「知ってるよ。俺が心配してんのは
そーゆーことじゃねーよ」
A:「じゃあ、なに」
B:「サポートに電話するって」
A:「うん」
B:「誰か来るんじゃねーの」
A:「だから、早くしないと」
B:「まだ持って行く気なの。これを」
A:「何のために来たんだよ」
B:「なぁ、もうあきらめようぜ。お前の後輩にも見られちゃってるしさぁ」
A:「まだ、バレたわけじゃねーよ」
B:「時間の問題だよ。今、これが無くなったら、どう見ても俺らの仕業だよ」
A:「じゃぁ、他に方法があんのかよ」
B:「無ぇよ。失敗したんだよ、俺たちは
あきらめるしかねぇよ」
A:「お前はいいのかよ。それで」
B:「仕様がねぇよ」
A:「…ダメだ」
B:「なんで」
A:「こいつを持って帰らなきゃ…」
B:「なんだよ」
A:「おじいちゃんが、なんでも鑑定団に出られねぇ」
B:「それこそ諦めろよ」
A:「諦められるか」
B:「なんか、別の骨董品だせばいいだろ
そっちには」
A:「店のはショボイのばっかりだ」
B:「そりゃ、知ってるよ」
A:「馬鹿にしてんのか」
B:「お前が言ったんだろ」
A:「これを出すって、写真も送っちゃったし」
B:「そんなに出てーのかよ」
A:「なんでも鑑定団だぞ」
B:「なんでも鑑定団だぞ?」
A:「は?」
B:「え?」
A:「なに?」
B:「なにがなに?」
C:「どうしたんすか?」
A/B:「うわ」
A:「なんでもねぇ」
C:「サポート電話してきました
一時間くらいで来るって」
A:「ああ、そう」
C:「なんでも鑑定団だぞ」
B:「え」
C:「教えてたんすか」
A:「え」
C:「日本語」
A:「ああ」
C:「なんでも鑑定団だぞ」
B:「ナンデモカンテイダンダゾ」
C:「ウケる」
B:「ウケル」
C:「なんで、なんでも鑑定団?」
A:「今度、ウチのおじいちゃんが出んだよ」
C:「マジすか。スゲェ」
A:「だろ」
C:「スタジオすか?」
A:「そうだよ」
C:「スゲー」
A:「ほら、あのお宝を売るコーナー」
C:「私のお宝売ります?」
A:「そう。そのコーナー」
C:「アンティークショップですもんね」
A:「まぁ、出すのこれだけど」
C:「え」
A:「この銅像」
C:「あ、これすか」
B:「ちょ」
A:「だから、持って行きたいんだけど」
B:「え」
C:「これを」
A:「一応、作者の許可はもらってるし」
B:「オイ」
C:「じゃあ、いいんじゃないすかね」
B:「えー」
C:「あ先輩、俺、鑑定士のサイン欲しい」
A:「ああ、頼んでやるよ。誰の?」
B:「マテマテマテ」
C:「うわ、誰のにしよう。超迷う」
A:「全員分貰えねーかもしれねーから
絞らねーと」
C:「超迷う」
B:「チョットマテヨ」
C:「うるせーぞ、ロドリゴ」
A:「だまれ、ロドリゴ」
B:「ロドリゴ…」
C:「今、大事な話してんだろーが」
A:「さっきから、横でゴチャゴチャゴチャゴチャ」
C:「日本語もろくに解らねーくせに」
A:「話の腰折るんじゃねーよ」
B:「イヤ…」
C:「なんだ?一人だけ会話に混ざれなくて寂しくなったか?」
A:「誰も、テメーと話してねーんだよ」
C:「外人のテメーに、なんでも鑑定団の凄さ解んのか」
A:「解んねーよな。テメーには」
C:「だったら黙っとけ」
A:「喋んな。馬鹿」
C:「馬鹿」
A:「死ね」
B:「いい加減にしろ」
C:「え」
A:「おい」
B:「さっきから黙って聞いてりゃ。俺を何だと思ってんだ」
A:「おい、ロドリゴ」
C:「日本語ベラベラじゃねーか、ロドリゴ」
B:「ロドリゴなんて呼ぶんじゃねーよ、俺を」
A:「お前…」
C:「ちょっと、先輩どーゆーこと?」
B:「泥棒だよ俺たちは。俺とそいつで組んで、泥棒に来たんだよ」
C:「泥棒?」
B:「盗みに来たんだ。この銅像を」
C:「え。自分の物を?」
B:「俺のじゃねーよ」
C:「だって、ロドリゴだろ?お前」
B:「日本人」
C:「でも、お前が作ったんだろ?」
B:「作ってねーよ」
C:「じゃあ、何でこんなに似てんだ」
B:「知るか」
A:「おい、もうやめろ」
B:「うるせーよ。大体、お前の所為じゃねーか。こうなったのは
ちゃんと考えてあるとか言って。お前が考えたのなんて
俺が全身緑に塗って、これの身代わりになるとか
盗んだ物をなんでも鑑定団で売るとか
滅茶苦茶なもんばっかりじゃねーか」
C:「ウケる」
B:「笑い事じゃねーよ」
A:「お前も乗ったじゃねーか」
B:「乗った俺が馬鹿だったよ」
C:「え、じゃあ、なんでも鑑定団は?」
B:「でねーよ」
A:「でるよ」
C:「やっぱり出ますよね」
B:「お前、もう、マジ諦めろよ
俺だって諦めたんだから」
A:「俺とおじいちゃんの夢だぞ」
C:「あきらめちゃダメだ。それは」
B:「お前、関係ねーだろ」
C:「先輩とおじいちゃんの夢かなえましょう」
B:「煽んな」
C:「なんだったら、これ持ってっちゃってください」
B:「協力すんな」
C:「サインがかかってんだ。こっちは」
B:「それが本音か」
C:「悪いかよ」
B:「たかが、サインだろう」
C:「たかがとか、テメェふざけんな」
A:「鑑定士のサイン舐めてんのか」
B:「なんで、そんな必死なんだ。お前ら」
A:「なんでも鑑定団だぞ」
C:「なんでも鑑定団だぞ」
B:「なんでも鑑定団だぞ?」
A:「は?」
C:「あ?」
B:「え?」
A:「なに?」
B:「なに?」
C:「なにがなに?」
B:「あー、もう面倒臭え。じゃあ俺が身代わりになってやるよ」
C:「は?」
A:「なに言ってんだお前」
B:「だから、どうしてもこの銅像じゃなきゃダメなんだろ?
だったら俺が、全身緑に塗りたくって、それで鑑定されてやるよ」
A:「買い手が見付かったらどうすんだよ」
B:「んなもん、先に売れたとか言っときゃいいだろうが」
C:「ちょっと待て」
B:「なんだよ」
C:「それは、お前もスタジオに行くってことかよ」
B:「そうだろ」
C:「天国かお前」
B:「は?」
C:「お前がスタジオ行って、鑑定士に触られて、鑑定されて。天国かお前」
B:「なに言ってんだお前」
C:「オープン・ザ・プライス」
B:「落ち着け」
C:「そんなおいしい役、お前なんかにやらせられるか」
B:「俺以外にいねーだろーが」
C:「俺がやる」
B:「お前、似てねーじゃねーか」
C:「この際、関係ねーよ、そんな事は
俺の方が、絶対なんでも鑑定団愛してるし
お前より上手くできるに決まってるよ
なんでも鑑定団への愛がそうさせるよ」
B:「いい加減にしろ」
A:「落ち着けよ。お前をそこまで巻き込めねーよ」
C:「先輩…」
A:「だから、その役は俺がやる」
B:「お前もいい加減にしろ」
【終】